真冬のMagic

今日は朝からの行動をかっこよく書きます。


天高く昇った太陽が、私の目をこじ開ける。白い光が目に突きさすようだ。布団のぬくもりが私を包むからなかなか彼から抜け出せずにいるわけで。
でも一歩勇気をもって踏み出すと外はもちろん春のように暖かかった。あの機械が私に向けて放つ春の妖精の如きそよ風はこの空間自体を変えてくれるのだった。

1階に下りると静けさが充満していた。都会の喧騒にも引けを取らぬ我が家の騒がしさが嘘の様である。つまりは誰もいないのである。そういえばどこか聞き覚えのない場所に出かけると言う幻か夢を見た気がしたが現であったのか。
さっそくこの部屋のあたたかな空気を作り出すその笑顔に電源を入れると、何か喉を潤す液体を円筒の硝子の器に入れるとその中にもぐりこんだ。


しばしの間、暖かさに癒されていたが、不意に虚無感を感じ何かをしようと目の前にある電気機器に手を伸ばした。

疑似体験が思うままに出来るそれは低い音を立てて、数多くの風景を映すその四角い物体は甲高い音を立てて動き出す。数ある選択肢から音を操るその遊戯を選び、まだ出ていないメロディーを現す手段をとることにした。
しかし、なかなか現れないその楽曲に業を煮やし、自分の限界に挑戦するための準備を始めた私だった。


そしてその記録を伸ばした後になんとなく満足感が脳を満たした。その満足感がいつしか眠りにいざなう柔らかな雰囲気に変わると、私は誘われるままに夢の中に…。




ってなんかかっこいいですけど結局のところは朝遅く起きてコタツに入ってポップンやって寝たってことです…orz